2010年11月20日土曜日

ビートルズ配信解禁! 初日に売れた楽曲ベスト15




1. チャート9位 “Let It Be” (アルバム『Let It Be』より)
2. チャート34位 “Yesterday” (アルバム『Help!』より)
3. チャート37位 “Help!” (アルバム『Help!』より)
4. チャート39位 “Hey Jude” (アルバム『青盤』より)
5. チャート68位 “A Hard Day's Night” (アルバム『A Hard Day's Night』より)
6. チャート70位 “In My Life” (アルバム『Rubber Soul』より)
7. チャート74位 “Yesterday” (アルバム『赤盤』より)
8. チャート77位 “Norwegian Wood” (アルバム『Rubber Soul』より)
9. チャート80位 “Let It Be” (アルバム『青盤』より)
10. チャート87位 “Twist and Shout” (アルバム『Please Please Me』より)
11. チャート89位 “Golden Slumbers” (アルバム『Abbey Road』より)
12. チャート91位 “The Long and Winding Road” (アルバム『Let It Be』より)
13. チャート94位 “Here, There and Everywhere” (アルバム『Revolver』より)
14. チャート95位 “Please Please Me” (アルバム『Please Please Me』より)
15. チャート98位 “Blackbird” (アルバム『The Beatles (White Album)』より)


ついに11月17日にダウンロード配信が解禁されたビートルズ。その歴史的な1日にiTunesでもっとも売れた彼らの楽曲は??

 米アップル社が「世界が変わる日になる」と予告し、ついに11月17日に全世界同時にiTunes Storeで待望のデジタル配信が開始されたビートルズ。

現在配信されているのは、ビートルズの13枚のリマスター版スタジオ・アルバムと『iTunes LP』、2枚組の『Past Masters』、そしてベスト盤の〈赤盤〉および〈青盤〉、さらにiTunes限定のバンドの米国での最初のコンサート〈Live at the Washington Coliseum, 1964〉を捉えたコンサート・フィルムが収録されたスペシャル・デジタル作品『Beatles Box Set』となっています。

そのなかで記念すべき発売初日にもっとも売れた楽曲がなんだったのか? 日本のiTunes Storeのチャートでの上位曲を見ていきます(チャートは11月18日の執筆時のものを参照しています)。

トップ10入りのチャート9位で一番売れたのは、70年のラスト・アルバム『Let It Be』のタイトル・トラックであり、バンドの解散前の最後のシングルでもあった永遠のクラシック“Let It Be”です。

ピアノの旋律と「Let It Be/なすがままに」という歌詞が印象的な同曲は、いつ聞いても心の深い場所にポール・マッカートニーの歌声とメロディーが届き感動を呼び起こさせてくれます。

売り上げ2位はチャート34位で、65年のアルバム『Help!』から“Yesterday”です。

こちらもビートルズではもっとも有名なバラードとして人気のあるナンバー。世界でもっとも多くカヴァーされた楽曲としてギネスブックに認定されているほどポピュラーな楽曲でもあります。こちらもポールによる心の琴線に触れるメロディーが哀愁を誘います。

3位にはチャート37位で同じくアルバム『Help!』よりタイトル・トラックの“Help!”がランクイン。

映画「ヘルプ! 4人はアイドル」のテーマ曲だった同曲は、ビートルズならではの軽快なロック・ナンバーです。日本では、テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」のテーマ曲としても知られていますね。

 トップ・ソングの100位までに入っているビートルズのすべての楽曲は以下。いずれも彼を代表する曲ばかりですが、100位内のうち15曲を占める結果となっていて、やはりビートルズの配信が待ち望まれていたことがわかります。

ちなみに価格は、1枚組アルバムは2,000円(税込)で、2枚組アルバムは3,000円(税込)。そして各曲はそれぞれ200円(税込)となっています。ついに解禁されたビートルズのデジタル配信。この機会に持っていない楽曲を購入してみてはいかがでしょうか?

2010年11月17日水曜日

ビートルズの楽曲、iTunesで配信スタート





2010年11月16日(日本時間17日 0:00) 英ロンドンおよび米カリフォルニア州クパティーノ
Apple Corps と EMI そして Apple は本日音楽史上に多大な影響をおよぼし、今尚愛され続けるロック・バンド、ザ・ビートルズの楽曲が初めて iTunes Store にて販売されることを発表しました。伝説的な13枚のスタジオ・アルバム・最新リマスター盤のiTunes LP、2枚組の「パスト・マスターズ」、そして、年代別ベスト・アルバムの「ザ・ビートルズ 1962年~1966年(赤盤)」「ザ・ビートルズ 1967年~1970年(青盤)」が全世界の iTunes でダウンロード購入することができるようになりました。また、米国での最初のコンサートを捉えた Live at the Washington Coliseum, 1964 の映像がフィーチャーされた全世界 iTunes 限定のスペシャル・デジタル「ザ・ビートルズBOX」も販売されます。

ビートルズの楽曲をiTunesに提供できることをとても嬉しく思っています。かつてレコードでリリースした曲が初めてリリースされた時のようにデジタルの世界で愛されるのはとても素敵なことです。 ポール・マッカートニー

いつになったら iTunes でビートルズの作品が買えるようになるのか?と聞かれなくなることが特に嬉しいよ。これで欲しければ、リバプール時代からこれまでのビートルズの曲を今すぐにでも聴くことができるのだから。ピース・アンド・ラブ  リンゴ・スター

Give Peace A Chance の喜びの精神で、ジョンが生きていれば70歳になるこの年にこういうこと(ビートルズの配信)が出来ることはとても喜ばしいことです。  ヨーコ・オノ・レノン

iTunes でビートルズ。ブラボー!  オリビア・ハリソン

私たちはビートルズを愛しています。iTunes でビートルズの曲を提供できることを名誉に思い、興奮しています。ここまで来るのは長くて曲がりくねった道でした。ビートルズと EMI のおかげで、私たちは10年前に iTunes を立ち上げたときからの夢を実現しつつあるのです。  スティーブ・ジョブズ(Apple CEO)

ビートルズと iTunes は共に各々の分野での真のイノベーターでした。EMI で働くすべての人間にとって、スティーブ・ジョブズ、Apple Corps のジェフ・ジョーンズ、そして彼らのチームと共にデジタルミュージックの発展に偉大なマイルストーンを築くことできることは私にとっても非常に恵まれたことです。  ロジャー・ファクソン(EMIグループCEO)

「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」「リボルバー」「ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)」「アビイ・ロード」を含むザ・ビートルズの伝説的な13枚のスタジオ・アルバム(最新リマスター盤)は美しいデザインと各アルバムの制作に関わるミニ・ドキュメンタリー映像と共に素晴らしいアルバムエ・クスペリエンスを作り出します。2枚組の「パスト・マスターズ」と年代別ベスト・アルバムの「ザ・ビートルズ1962年~1966年(赤盤)」「ザ・ビートルズ1967年~1970年(青盤)」も同時に配信となります。1枚組アルバムは2000円(税込)、2枚組アルバムは3000円(税込)。そして各曲はそれぞれ200円(税込)でダウンロード購入できます。

スペシャル・デジタル「ザ・ビートルズBOX」2万3000円(税込)には13枚のスタジオ・アルバム最新リマスター盤に iTunes LP とすべてのミニ・ドキュメンタリー、「パスト・マスターズ」、ビートルズの米国での最初のコンサートを捉えた全世界 iTunes 限定の Live at the Washington Coliseum, 1964 コンサート映像が含まれています。さらにビートルズファンは Live at the Washington Coliseum, 1964 を年末まで無料で iTunes にてストリーミング視聴することができます。

※ 本資料は2010年11月16日付けで米国アップル社が発表したプレスリリースを日本語に翻訳し、適正化したものです。

2010年10月31日日曜日

ノート&ダイアリースタイルブック Vol.5 、 11/5発売 !




内容紹介

今年で5冊目となる本誌。
「趣味の文具箱」の別冊として、「ノートと手帳」の製品情報と活用ノウハウに特化したムックです。

Contents
NOTE R DIARY Style Book vol.5
ノート&ダイアリースタイルブック
COVER PHOTO/北郷 仁 Hongo Jin


1 原寸大で体感するノート&ダイアリーのサイズ
4 手帳薀蓄01 手帳の基本 迷ったときのチェックポイント
7 手帳薀蓄02 福澤諭吉の西航手帳
17 手帳薀蓄03 魅惑のトモエリバー

8 大阪タカシマヤ 魅惑のオリジナルステーショナリー

いま売れてるノート&ダイアリー
10 ノート
12 ダイアリー
14 システム手帳
16 アクセサリー

NOTE & DIARY Collection

特集
19 今すぐ使ってみたいノートと手帳
20 LIFE ライフの新作ノート、今年も良品ぞろい!
24 ARUKICHO 歩き、記す自分だけの京都地図
26 trystrams 新感覚デザインのトライストラムスダイアリー
28 MASUYA 満寿屋のノート「MONOKAKI」
30 DAIGO 物作りの情熱が宿る ダイゴー「職人の手帳―極み―」
34 SMYTHSON スマイソンの洗練美を読み解く
36 Letts レッツ 英国の伝統と革新のブランド
40 RECORD ハンドメイド革手帳「レコード」の新展開
42 ISETAN 紳士的な気品漂う伊勢丹メンズ館の文具
44 DAILY 1日1ページで毎日を自在に綴る
46 FILOFAX ファイロファックスの華麗なる新作
48 ASHFORD HB×WA5 システム手帳注目の新サイズ
52 Brelio 風格漂うブレイリオのコードバン
54 LIVING 人生のもしもに備えるノート
56 SPORTS スポーツを楽しく長続きさせるノート

NEWSノート&ダイアリー新製品情報
57 スマイソン
58 ダイゴー
60 クオバディス
61 モレスキン/10ミニッツ
62 ミドリ/ほぼ日手帳/マークス
63 ペーパーブランクス/マルマン/ムク/フィグラーレ
64 ノックスブレイン
65 ブレイリオ/ダ・ヴィンチ グランデ/バインデックス
66 PTM
67 PTM/ポスタルコ/GORG
68 コクヨ
69 コクヨ/クレールフォンテーヌ
70 グムンド/ミドリ/ハイタイド
71 ドレスコ/マルマン/ムク
72 モレスキン/リトルモア/ロディア

使いやすさ重視なら、人気フォーマットを選べ!73 クオバディス
74 能

http://blog.sideriver.com/bungubako/2010/10/post-e5a4.html

2010年6月17日木曜日

関西人がノッテイマス!




「寄ってってや!」

 大阪の繁華街・ミナミから自転車で東へ約10分。個人商店が軒をつらねる空堀商店街に、威勢のいい呼び声が響く。主婦が立ち話に花を咲かせ、店先では中学生がコロッケをほおばっている。戦火を逃れた四軒長屋や、すれ違うのがやっとの細い石畳の路地が今も残る。

 大阪出身の若手作家、万城目学(まきめ・まなぶ)さん(34)は、直木賞候補作『プリンセス・トヨトミ』で、ここ、空堀界隈(かいわい)をおもな舞台に選んだ。

 《自転車で漕ぎ上がるのは、若者でもなかなか困難だ。しかし、自転車のカゴにわんさと荷物を積んで、中高年のおばさま方はたくましく坂道を漕いでいく。さらに前後にちびっ子を乗せ、お母さま方が勇ましくあとに続く》

 万城目さんは少年時代をここで過ごした。「いかにも大阪、というあまりに有名な場所を出すのは抵抗があって、小さい頃から親しんだ場所を選んだんです」。通天閣や阪神タイガースを出そうとは思わなかった。「そんな発想はもう時代遅れ。作品の中で大阪弁を使って笑わそうなんてこともしませんね」

 それでも万城目ワールドはユーモアと笑いに満ちている。

 『プリンセス・トヨトミ』は、現代の大阪を舞台に、豊臣秀吉の末裔(まつえい)の少女を守り抜こうと、独立国「大阪国」の国民200万人が立ち上がる。総理大臣はお好み焼き屋のおじさんだ


 大学時代、万城目さんと同期だった京都大学大学院の奈良岡聰智・准教授は「商店街でお好み焼きを焼くおっちゃんや建物の詳細な描写など、描かれているのは地味だけど等身大の大阪。リアリティーの土台があるからこそ突拍子のない物語が生きる」と分析する。

 8年前から東京に居を移した万城目さんだが「僕の発電所は大阪。大阪弁で物語を考えても、作品には大阪弁を多用しない。本社は日本なのに、世界ブランドとしてふるまうソニーのようにね」。

  * * *

 芥川賞作家、津村記久子さん(32)も大阪を舞台にリアリティーとユーモアに満ちた作品を生み出している。大阪に生まれ育ち、今も大阪に暮らし、作家と会社員の二足のわらじ。「基本、大阪しか知らないから大阪のことを描いているだけです」とさらりと言う。


受賞作『ポトスライムの舟』は、契約社員のヒロインが、出かけもしない世界一周旅行費用の、自分の年収と同じ163万円をためようとする物語。選考委員から「地をはって生きる関西の女たちの視線が、切ない生活実感を生み出している」「おかしみと明るさ、さらにはやるせない希望の匂いが伝わってくる」などの評価を受けた。

 自分の周辺で起こる出来事をネタにすることが多い。電車の中で。喫茶店で。ふと耳にする普通の人たちの会話を丹念に拾い上げる。「大阪って普通の人が面白いんですよ。ですから登場人物にも、何気ない普段の話をさせた方が面白いと私は思うんです」

 パワハラを題材にした『十二月の窓辺』は実体験。短編『うどん屋のジェンダー、またはコルネさん』も、実際の大阪のうどん屋のおじさんの言動を観察して書いた。「日常生活にネタが無料で転がっているのは大阪ならではかな」。21世紀の大阪ゆかりの若手作家の作風や発想は、大阪の風土や人間と切っても切れない関係にある。

  * * *

 戦前、大阪の作家、織田作之助は代表作『夫婦善哉』で、しっかり者の蝶子と気の弱い柳吉夫婦の情痴をリアルな筆致でおかしく切なく描いてみせた。大阪の法善寺界隈の描写や、蝶子の父親で一銭天ぷら屋の種吉の人間くさい造形は、70年の時を超え、万城目さんや津村さんの世界につながっている。そこにあるのは、昔も今も大阪の土地に住み、生活している人たちの姿である。

 リアリティーこそが面白み。若い作家にとっても、大阪はそれらを発掘する宝庫であり、“生きた舞台”となっている。

2010年5月21日金曜日

セットリスト




4月11日(火) JCB HALL
Assassin (from The Album BATTLE STUDIES)
No Such Thing (from The Album ROOMS FOR SQUARES)
Vultures (from The Album CONTINUUM)
Waiting On The World To Change (from The Album CONTINUUM)
Perfectly Lonely (from The Album BATTLE STUDIES)
Don’t Think Twice, It’s Alright (Bob Dylan cover)
Daughters (from The Album HEAVIER THINGS)
All We Ever Do Is Say Goodbye (from The Album BATTLE STUDIES)
Belief (from The Album CONTINUUM)
Who Says (from The Album BATTLE STUDIES)
Heartbreak Warfare (from The Album BATTLE STUDIES)
Half of My Heart (from The Album BATTLE STUDIES) - - - - - - - -
Why Georgia (from The Album ROOMS FOR SQUARES)
Gravity (from The Album CONTINUUM)


4月12日(水) JCB HALL
Heartbreak Warfare (from The Album BATTLE STUDIES)
Crossroads (from The Album BATTLE STUDIES)
No Such Thing (from The Album ROOM FOR SQUARES)
Slow Dancing In A Burning Room (from The Album CONTINUUM)
Perfectly Lonely (from The Album BATTLE STUDIES)
Stop This Train (from The Album CONTINUUM)
Your Body Is A Wonderland (from The Album ROOM FOR SQUARES)
Vultures (from The Album CONTINUUM)
Who Says (from The Album BATTLE STUDIES)
Friends, Lovers or Nothing (from The Album BATTLE STUDIES)
Half of My Heart (from The Album BATTLE STUDIES)
Gravity (from The Album CONTINUUM) - - - - - - - - - - - -
Bigger Than My Body (from The Album HEAVIER THINGS)
Wheel (from The Album HEAVIER THINGS)



4月13日(木) JCB HALL
Waiting On The World To Change (from The Album CONTINUUM)
Crossroads (from The Album BATTLE STUDIES)
Vultures (from The Album CONTINUUM)
All We Ever Do Is Say Goodbye (from The Album BATTLE STUDIES)
Perfectly Lonely (from The Album BATTLE STUDIES)
Assassin (from The Album BATTLE STUDIES)
Who Did You Think I Was (from The Album TRY! by JOHN MAYER TRIO)
Free Fallin’ (Tom Petty cover)
Heartbreak Warfare (from The Album BATTLE STUDIES)
Belief (from The Album CONTINUUM)
Half of My Heart (from The Album BATTLE STUDIES)
Why Georgia (from The Album ROOM FOR SQUARES) - - - - - - - - -
Who Says (from The Album BATTLE STUDIES)
Gravity (from The Album CONTINUUM)

2010年3月13日土曜日

Blogger てんぷれーと Designer




米Googleの無料ブログサービス「Blogger」は11日、高度なテンプレートデザインが可能な「Blogger Template Designer」を公開した。

 「Blogger Template Designer」には、カスタマイズ可能な15のテンプレートがあらかじめ用意されており、それぞれのテンプレートに対して、1~3コラムのレイアウトや、背景色、背景画像が設定できるなど、高度なカスタマイズが可能になった。Blogger Template Designerを利用するには、Bloggerサービスの最新機能を利用できる「Blogger Draft」モードの「レイアウト」を使用する必要がある。

 用意された15種類のテンプレートは、「Simple」「Picture Window」「Awesome Inc.」「Watermark」の4ジャンルに分類されている。背景画像は自分で画像を用意するか、有料画像販売サイト「iStockphoto」で販売されている画像からも選択できる。背景色やテキスト表示色などは、あらかじめ用意された色テーマを選択するか、細かな色合いを自分で設定することもできる。

 レイアウトの設定は、1~3コラム形式に分かれて、ガジェットやAdSense広告の位置に合わせた設定が可能だ。ブログ表示幅を設定するために、スライダーによるコラム幅の設定もできる。

 なお、Blogger Template Designerによるデザインは、Internet Explorer 6(IE6)をサポートしていない。ただし、作成されたテンプレートによるブログは、最低限読めるように考慮されてはいる。Googleでは、ブログ利用者に新しいブラウザーにアップグレードすることを強く推奨している。

 また、使用ブラウザーによっては表示が異なることにも注意を促している。角丸やドロップシャドウなどは、IE 8/7ではデザイン編集画面上には表示されず、公開されたブログで確認する必要がある。

2010年2月24日水曜日

Thirteen-Days






キューバ危機を題材にしてつくられた映画『13デイズ』(原題は「Thirteen Days」)の冒頭で印象に残っているシーンがある。

 J・F・ケネディ大統領の特別補佐官ケネス・オドネル(ケビン・コスナー)の家族が紹介され、神に食前の祈りを捧げる。子だくさんの風景はオドネルが原則的に避妊を認めないカトリック教徒であることを暗示している。

 模範的な米国の家庭がここにある。そしてオドネルが仕えるJFKもカトリック教徒だ。ちなみにJFKはWASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)ではない初の米国大統領である。


 カトリックの代表的な教えに、次のものがある。「姦淫してはならない」「隣人の妻を欲してはならない」。米国社会の中でも、とりわけカトリック保守派に不倫スキャンダルを巻き起こしたタイガー・ウッズに対するアレルギーが強いのは、こうした理由に依る。人種上の偏見が、これに追い討ちをかけたとの見方もある。

 タイガーが19日の謝罪会見で、あえて仏教徒であることを強調したのはなぜか。深読みかもしれないが、そこには自らを批判する勢力への“ささやかなる反発”が見え隠れする。彼はこう言ったのだ。「私のこれからの道を示すものは、母が子供の時に説いてくれた仏教です。(中略)そして子供時代から近年、私が道を踏み外すまで、信仰を実践してきました。仏教は欲を持ちすぎると不幸で誤ったうぬぼれを引き起こすと説いています。(中略)明らかに私は教えを見失っていました」(タイガー・ウッズ公式サイトより和訳)


 今回の謝罪会見は質疑応答の時間が設けられなかったこともあり、米国メディアの評価は散々だ。しかし、ことがことだけに弁解のしようがない。下手に話せば、それこそ火だるまになってしまう。その意味では用意周到な会見だった。腕利きスピーチライターの影が見え隠れする。

 こうした態度が米国メディアには不誠実かつ不遜に映ったようだが、彼は刑法犯ではない。社会的制裁も十分すぎるほど受けた。水に落ちた犬を繰り返し叩くのは見ていて気持ちのいいものではない。
 暴論を承知で言えば愛人の代わりは探せばいくらでもいるが、タイガーの代わりはどこにもいない。もちろん、これは私のひとりごと。



http://www.youtube.com/watch?v=pBI3lc18k8Q&feature=player_embedded



R&Bの超新星ジェイソン・デルーロ(20)は昨年11月、デビュー曲でいきなり全米シングルチャート1位を獲得する快挙を成し遂げた。先ずは、その曲「Whatcha Say」をお聴き戴こう。

この曲、実は「つい出来心で浮気をしてしまった主人公が、誠心誠意彼女に謝り、必死で信頼を回復したいと申し出る」究極の浮気謝罪ソング。ヒットしたのは、もちろん曲自体が良かったからなんだが、12月に入ると、また別の意味で注目を集めるようになった。

そう、タイガー・ウッズの例の不倫発覚騒動が起きたからだ。

さて、ウッズには鬼嫁・エリン夫人(写真)の他に14人もの不倫相手がいて、しかも手を抜かず、全てフルスイングで臨んでいたという話を聞いて、彼が恐るべき体力の持ち主であることを再認識した小生。ファンの1人として彼の復帰を心から待ち望んでいるし、その時が来れば、進んで応援もしよう。

但し、「私が不誠実でした。何度も不倫を繰り返し、嘘を吐きました。全て私一人の責任です。これまでの人生で、とても努力してきた。だから周りの誘惑に負けても良いと感じていたのです。自分にはその資格があると思っていました。私が間違っていました。愚かでした」と事実を認め、天狗になっていたことを詫びた彼の謝罪会見の言葉に嘘偽りが本当に無かったのであれば…。

http://www.sanspo.com/golf/news/100302/gla1003020502001-n2.htm

http://www.sanspo.com/shakai/news/100222/sha1002220506003-n2.htm

2010年1月17日日曜日

新作でもないCDに全世界のファンが熱狂する理由





1963年11月22日はジョン・F・ケネディ米大統領が暗殺された日だと、多くの人々が記憶している。だがこの日は、もう1つの意味で歴史の転換点だった。ケネディがダラスで凶弾に倒れたその日、大西洋を隔てたイギリスで、ファブ・フォーというポップ音楽グループがその後アメリカで成功するきっかけとなるアルバム『ウィズ・ザ・ビートルズ』が発売されたのだ。

 約2カ月後、ファブの4人はアメリカに降り立った。そして、『エド・サリバン・ショー』やラジオを通じて流れるそのサウンドが、アメリカ国民を悲しみから目覚めさせた。

 ファブは史上最高のバンドだと盛り上がるファンは、たいてい2、3の点を褒めまくる。その歌、歌唱力、そしてスタイルだ(あのちょっと奇妙な髪形もそうかもしれない)。だがファブ・フォーのあふれる才能のなかでも特別だったのは、おそらく時代を読むそのセンスだ。

『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』の録音は66年11月に始まっていたが、このレコードが店頭に並んだのは67年6月1日。この日は偶然にも、アメリカ最大のヒッピームーブメント「サマー・オブ・ラブ」が始まった日でもあった。

 彼らが最後に録音したアルバム『アビイ・ロード』が発売されたのは69年9月。ウッドストック・フェスティバルが開催された約1カ月後であり、刺殺事件の起きたローリング・ストーンズのアルタモント・フリー・コンサートの約2カ月前だった。60年代が幕を閉じる、まさにその瞬間だ。

 ファブがほかのバンドとはまったく違う形で期待され、熱狂を呼び、文化を変えたバンドであり、これからもそうあり続けるという見方は誇張ではない。だがあの時代なしにビートルズは存在しなかったし、ファブなしのあの時代というのもあり得なかった。このタイミングこそが、彼らを特別なものにしている。

 9月9日に発売された全オリジナルアルバムのデジタルリマスター盤がピンぼけなのは、このためだ。時代とシンクロする、というポイントが完璧に抜け落ちている。確かに音質はいいかもしれないが、音楽をCDで聴くという行為はどうにも90年代っぽい。

大枚をはたく価値は?

 米市場調査会社NPDグループの音楽調査部門が先月行った調査によると、市場におけるデジタル音楽のシェアは現在35%に達している。07年の2倍だ。この勢いなら、MP3の売り上げは来年末までにCDを追い越すだろう。楽曲をiTunesで販売することを拒んでレコードやCDにこだわることは、「時代遅れ」(ファブがこれまで何とか貼られるのを避けてきたレッテルだ)なだけでは済まされない。

 それでもリマスター盤がバカ売れすることは確実だろう。言うまでもなく、ファブは今も格別の存在だ。最高の音楽が最高に愛されていたあの時代から聞こえてくる彼らの作品は、テクニック、革新性、緊張感そして情熱が生んだ奇跡といっていい。いま聴いても、録音した当時と同じくらい新しく、スリルがある。

 鼻にかかった声で恋人の心変わりを責める「アンナ」、突き刺すような12弦ギターの「ユー・キャント・ドゥ・ザット」、意味ありげなバックコーラスが付いた「ガール」、滑らかなドラムワークの「フィクシング・ア・ホール」、壮大なオルガンによる「ロング・ロング・ロング」、ホラーっぽい歌詞の「マックスウェルズ・シルバー・ハンマー」──どの曲もすべて、いつ聴いてもまったく輝きを失わない。ビートルズの音楽は、いつだってカネを払って聴く価値がある。

 とはいうものの、私たちの多くは既にファブのCDを購入済みだ。87年にCD化されて以来、ファブのアルバムは数千万枚を売り上げている。それでも、デジタルリマスター盤の音質がこれまでよりはるかに向上していることは大きな魅力に違いない。

 80年代半ばの再録音技術は未熟だったため、アビイ・ロード・スタジオ(ロンドン)の技術者たちはアナログ盤の音をそのままCDに復元することができなかった。ほかの人気グループが技術の進歩に合わせ数年ごとにリマスター盤を発売しても、ファブはずっとその流れに逆らってきた。

 CDの音質をこれ以上見過ごすことができなくなった技術者たちが、一曲一曲の技術的なミスを最小化する作業を始めたのは04年。パチパチという電気音やボーカルのポップノイズ、編集上の不具合などを修正し、音域をさらに広げる一方で、ディテールに磨きをかけた。

 今回発売されたリマスター盤をちゃんとしたステレオセットで再生すれば、これらの成果はすぐに分かる。例えて言うなら一連の作業は、バチカンのシスティナ礼拝堂の汚れを一枚一枚剥がしていったようなものだ。リマスター盤では外部の余計な音をすべて取り除いたり、全体的に音量を膨らませたり、曲を編集し直すという作業をあえてやらなかった。その結果、録音当時に本来響いていたであろう音を再現することができた。

ポールも称賛する音質

「ミズリー」のピアノには、輝きと響きが加わった。以前は聞き取れなかった「消えた恋」の3番にあるハーモニーが姿を現した。「タックスマン」のギターソロは以前に増して激しく響く。「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」のエンディングにあるピアノ音(3台のピアノを使って、8つの手が奏でるEコード)は、ファブが本来意図したようなまとまりのある響きになった。低音は、すべての曲で87年のオリジナルに比べて温かくかつクリアに。歌声もより歯切れよくなり、存在感を増した。

 ポール・マッカートニー自身がリマスター盤について、「レコードの録音中、スピーカーから聞こえた音に近い。スタジオの中に戻ったみたいだ」と語っている。またモノラル音源のアルバムセットのおかげで、ほとんどのLPでファブ自身がベストと考えたバージョンを入手できることになった。新曲ではないにせよ、新しい何かが発売され、われわれはそれを買うことができるのだ。

 正直に言えば、音質をものすごく気にするのはオーディオ愛好家か熱狂的マニアくらい。リマスター盤を購入する人のほとんどは、古いバージョンに特に不満足というわけではないが、自分のCDコレクションをアップデートするために数百ドルを差し出す普通のファンである。

 彼らはなぜ買うのか。リマスター盤はMP3の台頭とともに廃れてしまったポップ音楽の楽しみ方を再び体験できる、おそらく最後の機会だからだ。

「文化を共有する」感覚

 私がファブに熱を上げ始めたのは80年代後半だった。学校から急いで帰り、『プリーズ・プリーズ・ミー』のカセットテープをラジカセに入れ、座り込んで「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」が「ミズリー」「チェインズ」「アスク・ミー・ホワイ」へと続き、最後に強烈なシャウトで終わる「ツイスト・アンド・シャウト」につながるまでを聴きながらうっとりしたものだ。今となっては、iPodをシャッフルモードにして地下鉄へと下りつつ、たまにビートルズの曲がかかればニヤリとするだけだが。

 インターネットのおかげでより多くの人が、より多くの音楽に、より簡単にアクセスできるようになり、音楽業界の力関係はレコード会社からファンにシフトチェンジしてきた。だが、失われたものもある。リマスター盤が与えてくれるのは、音楽と過ごす魅惑的な時間だけではない。ターンテーブルやラジカセ、CDウォークマンの時代へのタイムスリップだ。

 おなじみの歌が素晴らしく生まれ変わったと知って、皆があたかも新曲が発売されたかのように、数年ぶりに、必死になって聴く。長い間忘れ去られていたどんな些細な部分も聞き逃すまいと、早送りボタンには触れず自然にエンディングが訪れるまで聴く。

 シャッフルしないで正しい曲順を守れば、アルバムの構成が何を意味するのか分かるだろう。そしてLP盤一枚一枚が1つの完結した「声明」であると気付き、他のLP盤との関係性も考えるようになる。ニッチ化されたこの世界が再び1つになって、自分と同じ歌を聴いているかのような錯覚に陥る──これは妄想かもしれないが。

 批評家のなかには、ファブのリマスター盤が発売されることを「CD時代の最後のあがきだ」と評する声もある。この視点はまったく正しい。だがリマスター盤の発売日に人々が買い求めたのはCDではない。つかの間ではあるが、肥大化し続ける世界が再び昔の快適なサイズに戻ったという、その感覚なのだ。

 不確実な時代において、文化を共有しているという感覚はレコード店で数ドル出して買うだけの価値がある。そのために、iPodの電源をいったん切らなければならないとしても。